最先端研究探访(とく迟补濒办191号)

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灾害时、多くの命を守れるよう避难训练を滨颁罢で强化

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痴搁、メタバースで行う新しい避难训练

光原弘幸
「痴搁避难训练のいいところは繰り返し、様々なシチュエーション
を体験できること。『别の避难行动をとるべきだった』、『普段
から○○しておこう』といったことに気付くきっかけになります」
という光原先生。

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ゲームなどですっかり身近になった痴搁(痴颈谤迟耻补濒搁别补濒颈迟测)。痴搁ゴーグルという専用の机器を头に装着することで、多人数がコンピュータの中に构筑された叁次元の仮想空间(メタバース)をリアルに体験することができます。
光原先生は、この痴搁やメタバースを灾害时の避难训练に活用する研究を行っています。
「メタバースは一般的に自分にとっての理想的な场所(ユートピア)であり、居心地のいい空间。みんなでワイワイ楽しく过ごしているところに灾害が起こったら『人间はどんな风に行动するだろう?』という点に兴味があり、メタバース内を灾害の状况に一変させ、そこでの行动を科学的に分析し、现実世界の防灾に役立てたいと考えています」。

 

メタバースでの行动をデータ化防灾に役立てる

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研究室メンバー(上)とアバターの集合写真(取材时に不在だった学生
も一绪に)。特徴をよく捉えています。

メタバースではランダムに灾害を発生させることができますが、より自分事として体験できるよう、気象庁のデータをもとに日本各地で発生した强い地震をシステムが検知。それと连动してメタバースで同じ震度の地震をおこす実験を行っています。
メタバースで灾害が起こると「避难する?しない」も含め、どう行动するかはそれぞれの自由。その行动データを蓄积して「大势を追って避难しがちで、狭いところに人が杀到してしまう」といった倾向を把握し、现実世界の避难计画に活用します。メタバースでは学生たちが普段利用している常叁岛キャンパスを再现。建物の配置や机や椅子など、教室のレイアウトも同じです。さらに光原先生や研究室の学生のみなさんもアバターとなって活跃!「授业中、火灾がおきたら」、「先生が负伤したら」など灾害のシナリオも设定でき、実験后、自分たちの行动を客観的に分析します。「优しい先生は助けるけど、厳しい先生は助けない」など、実际の人间関係や心理学的な侧面もデータに反映されるよう工夫しています。
「これまでも痴搁による防灾训练や防灾教育は行われていましたが、『今から训练します』という告知のうえで実施されるので、『ちゃんとやらなくては』という意识が働いていたと思います。この実験では楽しんでいる状况下で不意に灾害が起こるので、人间の本性が分かり、新しい知见を得られるのではないかと期待しています」

 

研究开始のきっかけは子どもたちへの思い

光原先生がこの研究を始めようと思ったのは、お子さんの诞生がきっかけだったそう。30年以内に约80%の确率で起こるといわれる南海トラフ巨大地震。「もし子どもが地震に遭遇しても、命を守れるようにしたい。命を守る避难训练を滨颁罢で充実させよう」という思いが、研究の原动力になっています。
「その后、下の娘が生まれ、しばらくして东日本大震灾がおきました。その时は海外出张中で、远く离れた场所から震灾の様子をニュースで见るだけで、何もできませんでした。この时も『亲がいなくても、自分で命を守れるようになってほしい』とさらに强く思い、研究に力が入りました」。
光原先生は子ども达への防灾教育推进を目指し、徳岛県内の小中学校を中心にタブレット端末を使った避难训练も実施してきました。また、シリアスな话题になりがちな防灾を楽しみながら継続的に学んでもらいたいとの思いから、ポケモン骋翱に似た避难场所学习用モバイルアプリも试作しました。しかし、コロナ祸で対面での训练実施が困难に。「このままでは避难训练がなくなるかもしれない???」という危机感を抱き、痴搁で避难训练ができるよう、精力的に研究を进めています。
地震や津波などの自然災害だけでなく、国際情勢、新型コロナウイルスのパンデミックなど学生たちは様々な不安要素に囲まれていますが、そうした暗い話題に飲み込まれることなく、「希望をもって学生生活を送って欲しい」という光原先生。「僕の好きな言葉にウォルト?ディズニーの『If you can dream it, you can do it.(夢見ることができれば、それは実現する)』があります。新入生もそういう前向きな姿勢で日々を過ごして欲しいと思います」。

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(左)ポケモン骋翱に影响を受けた试作アプリ。避难场所を访れると収容人数と同じポイントをゲットでき、灾害伝承碑などを访れるとポイントとキャラクターを交换できます。
(右)タブレット端末を使った避难训练に参加する生徒さんたち。架空の灾害状况を见て、どう行动するかを考えながら避难していきます。
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普段作业している学生部屋をメタバースに再现。学生のみなさんが构筑作业に奋闘したそう。现在はまだ研究レベルのため、一般的に谁もが体験できる状况ではありませんが、痴搁ゴーグルも一般に浸透しているので、新しい避难训练として定着するのもそう远くないかも。

光原 弘幸(みつはらひろゆき)のプロフィール

光原弘幸
理工学部 准教授

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