
大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 生体材料工学分野
淺岡 憲三 あさおか けんぞう
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先进材料工学技术を医疗の现场へ
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先端工学技术が医学の世界を开く
医疗の现场で治疗に使われるものは大きく、
1.直接身体に作用する薬品
2.诊断机器や治疗を助ける様々な机器类
3.身体に直接埋め込まれる材料、人工臓器
の叁つに分类されます。
浅冈先生は3番目のいわゆる医疗デバイス、バイオマテリアルと呼ばれる分野の第一人者として研究に取り组んでいます。
元々、大学で金属加工の塑性力学を学んだ先生は、将来医疗分野での金属やセラミック素材の応用が必要になることに着目。指导を受けた先生との縁もあって、歯科の材料の研究に入りました。その后开设されたばかりの徳大歯学部に诱われて徳岛にやってきました。
バイオマテリアルの研究は、対象は変わりつつも常にその时代の最先端の研究分野と言えます。そもそもバイオマテリアルが注目され始めたのは、70年代、ベトナム戦争で负伤した兵士の治疗に、薬だけでなく人工骨、人工関节といった「人工材料で身体を治す」という需要が多くなったからだと言われています。
したがって医疗用デバイスは、今でもほとんどの素材や実用机器が欧米からの输入品です。
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バイオマテリアルの新しい未来へ
淺岡先生は約1年間、アメリカのNIST(国立标準技術研究所 National Institute of Standards and Technology=度量衡やあらゆる機器、素材の規格标準化?标準物質を定める機関)で研究員として最先端の歯科材料について学びました。その時、今までの歯科素材を研究する時代は終わり、これからはバイオマテリアルの時代になると感じたそうです。淺岡先生は約1年間、アメリカのNIST(国立标準技術研究所National Institute of Standards and Technology=度量衡やあらゆる機器、素材の規格标準化?标準物質を定める機関)で研究員として最先端の歯科材料について学びました。その時、今までの歯科素材を研究する時代は終わり、これからはバイオマテリアルの時代になると感じたそうです。
医疗材料?机器の安全基準には次のような四つのカテゴリがあります。
1.ガーゼや手术用のグローブ(手袋)のように使い捨てされるもの
2.义歯の合金のように生命の危険に直结する可能性の低いもの
3.人工骨やインプラントのように、不具合が生体(身体)の安全に対し影响が大きいもの
4.ペースメーカーやステント(血管内に埋め込む金属の管)など体内で使われる、直接生命に関わるもの
浅冈先生は、歯科材料にこだわらず、「3」、「4」のカテゴリの新たな素材の研究をしています。その研究は细胞レベル以下の大きさを対象とするナノテクノロジーの领域に入ってきました。例えば、治疗薬を含んで体内の患部で生体に作用する素材です。そのひとつが、丈夫でさびないために最近あらゆる分野で用いられるようになったチタン合金です。ただチタンはそのままでは目的とする医疗材料としては适さないため、チタンの粉を固めて多孔质のチタン合金を作るなど、医学部の领域を超えた、先生がかつて専门とされた知识が生かされた研究です。またニッケルとチタンの合金である形状记忆合金などを使った、医疗の分野では今までにない素材の生体反応の研究が进められています。
「二十歳の顷考えていたこと、长い间大学にいて知识は増えましたが、根源の発想は変わりませんね。あの顷の梦を失わずに、楽しみながら研究を続けたいですね。そして医疗の発展に贡献していきたいです。」
と、常に挑戦し続ける浅冈先生の意欲に、新たな医学の未来が开けていくことでしょう。
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1: バイオマテリアルの世界へ導いてくれたNISTのJA Tesk博士と(1991年徳島にて) |
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淺岡 憲三氏のプロフィール

- 1947年 東京都生まれ
- 1972年 横浜国立大学工学部卒業
东京医科歯科大学医用器材研究所助手 - 1978年 徳岛大学歯学部講師
- 1980年 同 助教授
- 1981年 工学博士(東京工業大学)
- 1985年 NIST客員研究員
- 1993年 徳岛大学歯学部教授
- 2002年 Liden大学客員教授
- 2003年 徳岛大学 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部教授
[取材] 134号(平成21年1月号より)

