大学案内2026に掲载
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教授段野 聡子総合科学部地域経済を救う ―産学官連携によるプラットフォームの構築―教授段野 聡子総合科学部いま、人々の生活を支える地域経済の発展が大きな注目を集めています。私の研究は、地域経済活性化の手法としての「エコノミックガーデニング」です。エコノミックガーデニングとは、アメリカのコロラド州リトルトン市で编み出された、地域経済の持続的成长を目指す新手法です。その名の通り、地域経済を「庭」、地元の中小公司を「植物」に见立て、地域という土壌を活かして地元の中小公司を大切に育成していく施策です。この施策は、税収の増加や雇用の创出など、地域に大きな経済効果をもたらします。近年では、日本においても様々な地方自治体で导入されています。地域に根差した中小公司の振兴を目的として、产学官が连携して支援するネットワークのあり方をアンケート调査などの実践的なアプローチにより模索しています。本学で探究的な学びを深化させましょう!
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教授寺井 健太医学部
光で解き明かす生命の谜教授寺井 健太医学部私は研究者になる事を高校生の顷から考えており、大学卒业后に基础医学の道に入りました。そこで出会った人たちのおかげで、现在も続けています。専门は「蛍光生体イメージング」で、蛍光を利用して、生体内で起こる分子や细胞の动きを「见る」技术です。病気の际に细胞の中でどんな変化が起こるのか、薬がどのように効いているかを観察し、病気の早期発见や新しい治疗法の开発を目指しています。徳岛大学では、光学技术を活用した研究が特徴の一つです。蛍光イメージングや光操作技术を用いたバイオメディカルサイエンスの研究が盛んで、生体内の分子や细胞の动きをリアルタイムで観察できる独自の手法を学べます。见えなかった物を可视化する研究は、ものを分解する感覚に近いと考えています。「兴味本位」の大学生活を送ってみませんか? -
教授松本 真司歯学部
美と丑を生む上皮の谜に迫る教授松本 真司歯学部私は、大学院时代の研究室で上皮という组织が见せる二つの表情に魅了されました。一つは、私たちの体の様々な臓器や器官を形作る美しい姿。もう一つは、がんのような病気になった时に见せる暴走した丑い形です。この相反する表情を持つ上皮の不思议さに强く惹かれ、研究者の道を选びました。现在は、唾液腺や口腔粘膜などの上皮が自ら形を作り上げる仕组みを、オルガノイド技术を用いて研究しています。培养皿の上で上皮组织を再现し、形づくりや机能获得の仕组みを分子レベルで解明する一方で、がんなどの病気による破绽のメカニズムも探っています。両者には思いがけない共通点があることに、私たちは大きな兴味を抱いています。本学には、学内で歯学、医学、薬学、理工学など异なる分野の研究者との连携が活発な环境があります。多角的な视点で上皮の神秘に迫る私たちの研究に、皆さんも参加してみませんか? -
教授金沢 貴憲薬学部
Drug Delivery Systemの力で、患者さんに“やさしい”薬物治療を実現する教授金沢 貴憲薬学部Drug Delivery System(DDS)は、「必要な薬物を必要な時間、適切な場所」に届けるための技術の総称で、現在の医薬品開発に欠かせない創薬技術の1つです。DDSの目的は、薬の作用を最大限高めるだけでなく、患者さんの「生活の質(Quality of life; QOL)」を考慮して、副作用の低減や自己服用など患者さんにやさしい薬物治療を提供することです。私は、薬学部3年次の講義ではじめてDDSを知って以来、迷うことなくDDS研究の道へ進み、有効な治療薬?治療法のないパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)といった脳の病気に対するDDS製剤の開発を進めています。本学には、薬学部を中心にDDS研究に強い先生が結集しており、1年次から「コアDDS講義」や「研究体験演習」などを通じて、最先端のDDS研究を学ぶことができます。本学で、次代の創薬?薬物治療を担うDDS研究者を目指してみませんか。 -
教授野田 稔理工学部
「风を究め,风を制する」をモットーに防灾に役立つ风のハザードマップ作成にも着手教授野田 稔理工学部私は、未知の现象の仕组みを明らかにすることを楽しむために研究者を目指し、学部时代に配属された研究室で风の虏になりました。専门は风工学で、风による构造物の振动や地形周りの流れ、风力エネルギーの活用や竜巻被害など、风が関わる様々な工学的问题に取り组んできました。现在は、都市部での强风ハザードの可视化に挑戦しており、国交省が公开している市街地データ笔尝础罢贰础鲍を用いて街中の风の流れを解析し、强风リスクの高い场所を示すハザードマップの作成に取り组んでいます。本学には、地方大学には珍しい大型风洞施设があり、これを自由に活用して风工学の研究に取り组める环境があります。私たちの生活に最も身近な存在でありながら直接见ることができない。そんな风がもたらす身の周りの様々な不思议を解明する研究に一绪に挑戦してみませんか? -
准教授山村 正臣生物资源产业学部
植物の代谢を知り、将来的な森林资源の最大活用を目指す准教授山村 正臣生物资源产业学部幼い顷から植物が好きだった私は、大学时代に配属された研究室で植物の代谢に兴味を持ちました。植物は二酸化炭素と水をもとに、体内で様々な物质へと変换します。例えば、100メートルを超える树体を支えるのに欠かせない物质や、抗がん剤のような人体に有用な物质など、生产される物质は多岐にわたります。これら物质の生产には数多くの遗伝子や、それら遗伝子を制御するシステムが存在していますが、未だに解明されていない谜が多く残っています。现在は、树木の干の中心部にある「心材」がどのようにして形成されるのか、そこにはどのような遗伝子が関わっているのかを、解明すべく日々研究に取り组んでいます。日本は森林资源の豊かな国です。将来的に森林资源を最大限に有効活用するため、我々と一绪に树木が秘めた谜の解明に挑みましょう。
大学案内2025に掲载
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准教授山本 哲也総合科学部
未来の心理疗法:徳岛大学が切り开くデジタル临床心理学の世界准教授山本 哲也総合科学部私の研究室では「人の心を调整する」ことをテーマにして、情报学や神経科学といった多様な観点を融合した、新しい临床心理学のアプローチを検讨しています。特に近年では、人工知能(础滨)を活用した心の可视化?予测や、痴搁(仮想现実)/础搁(拡张现実)を使ったセルフカウンセリング、光を活用した心身の调整方法に重点を置いて、研究を进めてきました。これらの技术は、従来の心理疗法が抱えていた课题を解决し、これまで支援が行き届かなかった方々に対しても支援を提供できる効果的な介入方法になることが期待されます。このような先端デジタル技术を融合した临床心理学の観点を学べるのは、我が国では徳岛大学だけです(临床心理士と公认心理士の资格取得にも対応しています)。ぜひ本学で、共に楽しく学びを深めていきましょう! -
教授野间口 雅子医学部新たなアプローチでウイルスの谜を解き明かす教授野间口 雅子医学部ウイルスは全ての生物に存在しています。この内、ヒトに病原性を示すものは仅かですが、ヒトが生存する限りウイルス感染症はなくならないでしょう。ウイルス学とその研究は、これらの感染症に対処する术を提供するために必须です。种々のウイルスは固有の形态を维持し、自然界で生存し続けますが、これらの仕组みは谜だらけです。私达は、进展の凄まじい计算科学や人工知能などの技术を取り込みながら、新たな视点で谜解きを进めています。研究结果に一喜一忧しながら研究室の仲间と前に进んで行けることが研究の魅力の一つであると思います。研究は歴史です。先辈、同僚、后辈と共に新たな歴史を作る只中にいます。私达が行う谜解きの一歩が、今ではなくとも、将来の科学?医学?医疗の大きな前进に繋がると信じて研究に取り组んでいます。
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教授尾崎 和美歯学部
オーラルサイエンスに留まらず、慧眼を持った研究家?临床家を育成する环境が徳岛大学にはあります教授尾崎 和美歯学部“健口”が健康に寄与することが、基礎?臨床研究により共通認識となりつつあります。オーラルサイエンス(口腔科学)は医学、薬学、材料学 (バイオマテリアル)など他の学問領域も巻き込み、その成果は歯科医療や口腔保健の領域に留まらず医工?歯工連携、医科歯科連携の強化といった形で社会に還元されています。また、デジタル化がAIや高精度化の観点で研究環境の飛躍的な進化と発展をもたらす一方で、ICTの視点で研究成果を用いたポピュレーションアプローチの多様化をもたらしつつあります。この潮流は、地域包括ケアシステム構築における歯科保健医療の役割や重要性とともに口腔健康管理の方向性に影響を与えつつあります。現在、生活習慣病や老年症候群と口腔疾患の関連性解明のための基礎研究に加え、ICTを駆使した認知?口腔機能低下に関するデータベース構築とPHR 利活用による新たな口腔健康管理方法の開発に取り組んでいます。 -
准教授田良島 典子薬学部
化学の力で新しい核酸分子(顿狈础?搁狈础)を创造し、梦の创薬を実现する准教授田良島 典子薬学部薬剤師を想定して薬学部へ入学した私は、大学の研究室で「あの美しいDNA/RNA二重らせん構造を、自分の手で合成できる」という感動に出会い、『核酸創薬研究』の道を志しました。DNAやRNAからなる核酸医薬品は、理論上、塩基配列を適切に設計すれば、いずれの疾患に対してもアプローチできる夢の創薬技術です。現在までに、18品目の核酸医薬品が臨床応用に至り、それまで有効な治療法が存在しなかった患者さんを救う大きな希望となりました (2023年 8月時点)。しかし、核酸医薬品による治療の拡大へ向けては、生体内での安定性の向上、副作用の原因となる免疫応答の回避、薬物送達技術の確立など、解決しなければならない問題が山積しています。我々の研究グループでは、化学の力で、天然型のDNAあるいはRNAの構造に“修飾”を加えた新しい人工核酸分子を創造し、それらを活用することで核酸医薬品が抱える問題を解決すべく、『核酸創薬研究』に取り組んでいます。創薬研究はチーム力です。 -
教授光原 弘幸理工学部リアルな仮想世界を创り、理想的な现実世界を探究する教授光原 弘幸理工学部Extended Reality(XR)※の発展?普及により、仮想世界が身近なものになってきました。さまざまな活動が仮想世界で展開される中、現実世界にそっくりな仮想世界を創り、相乗効果を生み出していく Digital Twinが注目を集めています。例えば、徳島における南海トラフ巨大地震の想定被害を表現した仮想世界で避難訓練を実施することで、これまで見えてこなかった課題や改善策が見つかり、現実世界での備えが強化されます。研究室では現在、授業や避難訓練などを実施できる徳島大学理工学部Metaverseを開発しています。どのような仮想世界が理想的な現実世界につながるのか、多くのことが明らかになっていません。大学から地域、そして世界へ。学生とともに仮想世界と現実世界を行き来する探究の旅はまだまだ続きそうです。 ※XRはVirtual Reality (VR)や Augmented Reality(AR)の総称
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教授松木 均生物资源产业学部生物の环境适応性は脂质多様性に関係する。生体膜脂质の构造と机能から存在意义の解明へ!教授松木 均生物资源产业学部地球上のありとあらゆる场所に生物は生息しています。この生物の优れた环境适応性は、生物を构成する细胞内には膨大な种类の生体膜を作る脂质が存在していること(脂质多様性)に密接に関係することを高圧力研究から突き止めました。生体膜脂质の多様性は、脂质分子内の官能基构造(モジュール)の组み合わせが数多く可能であることに起因しています。このモジュールの组み合わせを入れ替えてできる沢山の脂质が形成する生体膜の状态が、环境に依存してどのように変化するのかを系统的に调べ、个々の生体膜脂质の构造や机能を明らかにしてきました。このモジュールの可変性は际限无い反面、モジュールの配列顺序はほぼ全ての生物において不変になっています。これは一体何故でしょうか?モジュールの配列顺序を変更させた非天然脂质の膜状态を调査することにより、生体膜脂质の存在意义に関する情报が得られるものと考え、现在、研究を精力的に进めています。
大学案内2024に掲载
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教授田口 太郎総合科学部
人口减少社会にも対応できる、市民が主役のまちづくりのプロセスデザイン教授田口 太郎総合科学部まちづくりの主役は、そこに暮らしていたり、活動していたりする市民です。その市民が主役となったまちづくりを実現するための方法を研究しています。社会では「人口減少」が大きな問題として言われますが、問題は人口減少そのものではなく、人口が減少することにより低下する利便性です。そう考えると、課題解決に向けた方法は人口増加に限りません。古くからある習慣や知恵、新しい技術を上手に使いこなすことで、人口減少下でも活力あるまちを創り出すことが可能です。 また、まちづくりは研究だけでは実現しません。地域でのワークショップやディスカッションを通じて実際にまちづくりに関わりながら、地域の文化や歴史、楽しさを内包したようなよりよいまちづくりを実現するためのプロセスデザインやその支援の仕方について探求し、日本や海外のまちづくりへの応用可能性を提案しています。 -
教授西良 浩一医学部
腰痛治疗の世界の最先端がここに!整形外科を学ぶための最高の环境が整っている教授西良 浩一医学部プロフェッショナルとは未来の教科書を作る人。現状に満足することなく、常により良い医療を目指し、挑戦し続けることが大切です。そのために各年代で目標とすべき事柄を、それぞれの頭文字をとって “人生のVSOP”と言っています。VはVitality、SはSpecialty、OはOriginality、PはPersonality。20代はバイタリティを持って様々なことに挑戦し、経験を積む。30代は専門性を磨き、40代はそこに独自性をプラスし、50代になったら人間力を磨き、後進を育てる。そうすることで医療の未来を切り拓き、新しい教科書を作る人になって欲しいと思います。ここには膝関節、股関節の人工関節手術及び脊椎手術に対応する手術支援ロボットなど、最先端の設備も揃っています。さらに基礎研究にも力を入れ、青色LEDの抗腫瘍効果の研究を行っています。整形外科を学ぶための最高の環境が徳島にあります。 -
教授常山 幸一医学部
さまざまな「光」が有するポテンシャルに注目し、これまで见えなかった细胞や臓器の情报の可视化に迫る教授常山 幸一医学部病気になると细胞や臓器には机能的?形态学的に特定の変化が生じます。たとえば「がん细胞」は正常の细胞に比べて、个々の形がいびつになり、细胞が集合して作り出す构造も変わってきます。病理医はそのような「形の変化」を顕微镜で捉え、细胞や臓器に何が起こっているのかを判断し、病気がどのような种类のものかを诊断しています。ただ、「形」だけの情报には限界があり、病理诊断の精度向上には、より早く?确実に形以外の情报を获得することが重要です。私たちは病理诊断を补助する新技术として、さまざまな「光」が有するポテンシャルに注目しています。现在、ポスト尝贰顿フォトニクス研究所の研究者と共同で、特别な光を使った顕微镜を駆使して、「これまで见えなかった细胞や臓器の情报」の可视化に取り组んでいます。 -
教授保坂 啓一歯学部
世界をリードする研究!“Super Tooth”。生物物理化学的に強化された歯と生体材料との接着界面形成に挑む教授保坂 啓一歯学部世界中で多くの人々を悩ませ続けている、むし歯、歯周病、損耗などから歯を守る学問を歯科保存学といいます。日進月歩の新素材や新技術開発を背景に、日本が世界をリードしている歯科医学研究領域の一つです。私自身は、その中でも、“Super Tooth Formation”と呼ばれる、天然の歯を越えるほどに、生物物理化学的に強化された歯と生体材料との接着界面形成の研究に取り組んでいます。研究成果は現在、むし歯になりにくくする歯のコーティング治療、健康な歯を削らない低侵襲の白いつめもの(コンポジットレジン)治療などに用いられており、注目されています。少子超高齢社会、グローバル化、デジタルトランスフォーメーションという、ニューノーマル時代の3大メガトレンドを意識しながら、研究室メンバーが一丸となり、また、他学部の研究者との連携を大切にしながら、世界一の研究室を目指しています。 -
教授大髙 章薬学部
“失败を言语化”することで、薬のもとになるタンパク质やペプチドの创製を目指す教授大髙 章薬学部2022年春に日本薬学会赏を受赏しましたが、受赏までにはいくつもの失败の山を筑いてきました。研究を続けていると、何年か経って『あのときの失败はこういうことだったのでは?』と疑问に思う瞬间があります。その时、积み重ねた失败を论理的に整理、解析すること、すなわち“失败を言语化”することが大事です。理系でも国语は重要です。正しい论理构筑なくして、すばらしい研究はありません。正しい日本语でしっかりした文章を书き、论理的に思考する力を磨いて欲しいと思います。日本语で书けるようになれば、次は海外発信に向け英语で书く努力をする。その训练を重ねて身につけた力は将来、必ず役に立ちます。现在、薬のもとになるタンパク质やペプチドの创製に“失败を言语化”の成果を応用しています。 -
教授矢野 隆章理工学部
レーザーや尝贰顿に代表される「光」を用いて、がんや生活习惯病などの疾病を超早期に発见!教授矢野 隆章理工学部早期诊断によって患者の负担を低减することに加え、感染拡大を防止する観点からも、高感度かつ高速诊断技术の确立が渇望されています。レーザーや尝贰顿に代表される「光」を用いると、生体内の组织や细胞に触れること无く、それらを伤つけずに観察?分析することができます。私たちは、最先端の光センシング技术を駆使して、血液や呼気に含まれる微量なバイオマーカー(疾病に関连する生体分子)を超高感度で検出する医疗机器の开発に取り组んでいます。がんや生活习惯病などの疾病を超早期に発见することが可能となるため、予防医疗への贡献が期待されています。光の圣地である徳岛大学発の光诊断技术を世界に広げ、健康长寿社会の実现を目指して、教员と学生が一丸となって研究活动に取り组んでいます。
大学案内2023に掲载
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教授佐原 理総合科学部
成层圏に気球を打ち上げて“総合科学を饮む”プロダクトデザインを教授佐原 理総合科学部デザインは多様な領域を結びつけ1つの答えを処方する総合科学的学問です。成層圏における微生物動態が生命進化や生命起源に関与している? という学術的問いはNASAを始めグローバルに研究者が取り組む課題です。そうした問いに対し、惑星生物学、栄養学、文化人類学、地理情報学など多様な学問領域の研究者と協力して研究に取り組み、気球で成層圏に観測装置を打ち上げる実証的プロジェクトをデザインしています。また、ローカルな地方創生という課題に対し、酵母菌を成層圏に打ち上げ、最先端の科学的知見をビールとして飲めるプロダクトを地元のブリューワリーと共同で開発し、地域の持続可能な成長のためにデザインという視点から探求を行なっています。 -
教授西岡 安彦医学部
全国から研究者が集まる最先端の肺疾患研究が行えるラボ教授西岡 安彦医学部徳島大学医学部長であり、徳島県新型コロナウイルス感染症対策専門家会議座長も務める西岡教授の専門分野は、呼吸器病学。入局後、最初の10年は肺のがん免疫の研究を、その後の10年は肺線維症の研究を主に行ってきました。一人の研究者が2つの違う領域の研究を行うのはとても珍しいこと。この別々の研究を繋ぐきっかけとなったのが、線維細胞という細胞の研究です。この研究は学術雑誌『Nature Communications』に掲載されました。「患者さんに還元するような研究をしたい」と話す西岡教授。がんと比べ肺線維症を研究している人は少なく、基礎研究から臨床研究、新しい薬剤の開発まで幅広い最先端研究に携わることができます。 -
教授工藤 保誠歯学部
口腔がんの研究をライフワークとしつつ、国际的な歯科医疗人の育成を目指す教授工藤 保誠歯学部2020年7月、歯学部の生化学教室(分子医化学分野)と薬理学教室(分子薬理学分野)が融合して诞生した口腔生命科学分野。ここで口腔生化学および歯科薬理学の教育を担当しつつ「口腔がんにおける细胞周期制御の异常」に関する研究をライフワークとしている工藤教授。独创性のある研究を遂行し、国际的に活跃できる歯科医疗人の育成を目指して、学生発案の新たな挑戦のサポートにも力をいれています。例えば础滨を用いて口腔がんの予后にどのような遗伝子が関わっているのかを调べる研究もそのひとつ。研究テーマはもちろん、バックグラウンドも违う研究者が集まり、科目と科目の垣根をこえて、より柔软に学べる环境が相乗効果を生んでいます。 -
教授佐藤 陽一薬学部
男性不妊症原因遗伝子を解明し、精子机能の改善薬の开発を目指す教授佐藤 陽一薬学部不妊症の约半分は男性に原因があることをご存知でしょうか。その多くは精子形成障害で、男性不妊症は厚生労働省が认めた治疗薬もなく、治疗法自体もないのが现状です。佐藤教授は世界に先駆け、精液の质や生殖ホルモン値も収集してゲノムワイド関连解析(骋奥础厂)を実施。精子の运动率と関连する遗伝子を特定しました。また、生殖に関するホルモンについても骋奥础厂を行い、生殖机能に影响を与えているホルモンの分泌に関连する遗伝子を発见。现在、精子机能の改善薬の开発を目指す一方で取り组んでいるのが副作用の予测モデルの构筑です。薬の服用前にゲノム情报を调査することで副作用を回避し、个别化医疗の提供が行えるよう目指しています。 -
教授伏見 賢一理工学部
神冈の地下実験室に「ピコロン」を设置、宇宙の谜とダークマターの正体に迫る教授伏見 賢一理工学部宇宙の进化の谜を解く键となる正体不明の素粒子、ダークマター。たしかに「ある」と分かっていても、いかなる电磁波を用いても见ることが出来ないダークマターを追って、名探侦のように推理を巡らし、正体を突き止めようと研究を続けています。目视できないダークマターを见つけるため、「おそらく原子核とはごく稀にぶつかるだろう」という仮説のもと、2021年、放射线検出器と同じ原理を用いて开発した実験用试作机ピコロンを岐阜県飞騨市神冈町の地下実験室に设置しました。この実験装置の开発も研究室で行っていて、「やっていることは天文学というより、ほぼ工学」という伏见教授。ダークマター研究において国内有数の研究拠点がここにあります。 -
讲师渡邉 崇人生物资源产业学部
昆虫食のイメージを一新、环境にやさしくサステイナブルな食用コオロギを研究讲师渡邉 崇人生物资源产业学部既存の畜産と比較し、環境負荷の低いたんぱく源として注目の昆虫食。その中でも雑食で飼育しやすく、味もいいコオロギに着目して研究を進めている。研究と並行して、食用コオロギを扱う徳大発ベンチャー企業『グリラス』を起業し、『無印良品』を展開する株式会社良品計画と協業した「コオロギせんべい」は、昆虫食のイメージを一新。“環境にやさしくサステイナブルな食料” へ、これまでの価値観を見事にアップデートしました。企業と共にこのストーリーを描き、現在に至る昆虫食ブームの仕掛け人が渡邉助教。学生として徳島大学に在籍中からコオロギの基礎研究を続け、生物资源产业学部の誕生をきっかけに、コオロギの食用化という応用研究に取り組んでいます。
