10月21日、大阪府立大学総合リハビリテーション学部栄養療法専攻の4年生を対象とした特別講義を行った。この大学は以前在籍していたところで、いわば第2のふるさと的な大学である。ここで講義していた時の府大生の印象は、遅刻もせず、熱心に講義を聴いてくれる学生が多かったこと。また、非常にレスポンスが良く、何よりも講義の間に話すギャグが良くうけることであった(徳岛大学ではあまりうけない)。特別講義の内容は、簡単な生体防御免疫の話をして、最近注目をされている内臓脂肪内で起こっている慢性炎症と免疫細胞との関連を示した論文を紹介、解説することにした。教室に入ってみると人数が多い。聞くところによると、2年生も任意だが、聴講可にしたとのこと。2年生に英語論文の内容を理解させることは難しいかと思いながら(スライドに示されている図の単語は英語のままだ)、「2年生のみなさんは前半の話だけでも理解してください」と最初に言っておく。府大での教員時代、センター試験の時、監督者として大学にやってきたら不審者と思われて警備員が慌て出てきたこと、白衣を着てキャッチボールをしていたら学生と間違われて警備員から早く帰れと言われたことなど笑いをとる話も入れてみる。以前ほどではないが、小笑いがとれた。しかし、やはり内容が2年生の学生さんのレベルにマッチしなかったのか、話を始めていくにつれだんだんと顔が前ではなく下を向く学生が増えてきた。それでも4年生の学生さんの多くは難しい話ながら、寝ないで最後まで話を聞いてくれた。やはり、府大の学生さんは、まじめに話を聞いてくれる。
府大での讲义の前日、データ会でのプレゼン用スライドのチェックを终えた学生との会话。「明日、大阪に行くんだけど(特别讲义で)、何かお土产のリクエストあるか」と闻いてみると、「みんなで相谈してみます」との返事が返ってきた。次の学生さんが部屋に入ってきて、データ会で発表することについて质问があったので、简単に説明をしてあげた。説明を终えたので、そのまま部屋を出て行くと思ったら、「お土产は、○○のチーズケーキがいいです」と言ってきた。「そんなことはどうでもいいことなので、みんなですぐに相谈しなくてもいい」と言うと、「みんな手は动かしていました(パソコンのキーボードはたたいていました)」との返事。府立大学での讲义の后、闯搁难波から、なんばウォークを歩き目的のチーズケーキを売っている店を探してみるが、なかなか见つからない。地図を打ち出したのだが、书类一式と共に忘れてきた。若い人なら、スマホですぐに调べるだろうが、持っているのはガラケーだ。おまけに电话とメールしか使わず、最小限の契约しかしていないので、色々な机能を使うとお金がかかるので使用するなと言われている。学生はきっと○○のチーズケーキを买ってくると思っているだろう。手ぶらという訳にはいかないので、定番のお土产を买って帰ることにした。でも忘れないでほしい。30分间、ひたすらなんばウォークを歩き続けたことを。


<平成26年 10月24日:酒井>

