│メニューに戻る│
【T-PEAKS 第3?4号】RRA支援プログラム?第1期選抜教員紹介
| 「次世代研究者育成推進センター(Rising Researchers Academy: RRA)」は、2026年1月から開始した若手研究者向けのプログラムです。 「地域中核?特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」のコアとなる研究拠点である「フォトニクス健康フロンティア研究院(Institute of Photonics and Human Health Frontier:IPHF)」の人材育成の枠組みと連携し、専門性?学際性?国際性を備えた若手研究者の支援と育成を目指しています。 |
|
| 令和7?8年度には、第1期生となる10名の若手研究者を支援教员として选抜しました。 支援教员の10名の先生方に、自己绍介として、ご自身が现在进めている研究と3年后の成长した姿を书いてもらい、最后に搁搁础の副センター长の竹谷豊教授からエールをいただきました。 徳岛大学の研究力向上のために、皆さん、顽张ってください。 |
![]() |
![]() |
|||
| 大学院社会产业理工学研究部 社会総合科学域 人间科学系 心理学分野 |
|||
| 准教授 | 横谷 谦次 | ||
|
●现在进めている研究 础滨?情报科学を用いたメンタルヘルス支援と犯罪予防の融合的研究を进めています。 具体的には、オンライン上の行动データ、対话データ、社会ネットワーク构造を统合的に解析し、个人の心理状态や行动変容、リスク行动の発生を予测しています。さらに、チャットボット、ソーシャルフィードバック、対话础滨を用いた介入の効果を実験的に検証し、その作用机序の解明にも取り组んでいます。加えて、公司や行政机関と连携し、研究成果を実社会の支援技术や予防技术として実装することを目指すとともに、现场で継続的に活用可能な仕组みづくりや评価体制の整备も着実に进め、社会実装の基盘形成を図っています。 |
|||
|
●3年后の成长した姿 装着型対话础滨技术の开発を通じて、メンタルヘルス支援と犯罪予防を统合した社会実装を実现している研究者へと成长しています。 公司や行政との连携を强化し、実环境での実証研究を推进するとともに、国际共同研究を通じて研究成果を世界に発信しています。さらに、基础研究から応用研究、社会実装、効果検証までを一体的に推进し、地域课题と国际课题の双方に応える研究开発を主导しています。学术的独创性と実践性を兼ね备えた研究リーダーとして、若手育成や产学官连携の中核も担い、研究拠点形成と新たな研究资金获得を継続的に実现する姿を目指しています。&苍产蝉辫; |
|||
![]() |
|||
| 大学院医歯薬学研究部 医学域 医科学部门病理系 生体防御医学分野 |
|||
| 助教 | 近藤 博之 | ||
|
●现在进めている研究 「プロテアソーム」の研究をしています。プロテアムソームは様々な生物学的机能に必要なタンパク质分解酵素复合体であり、免疫系においてはプロテアソームが细胞内のタンパク质を分解して抗原ペプチドを生成し、そのペプチドが罢细胞に提示されることで、生存诱导や免疫応答が开始されるという重要なプロセスを担っています。 生体内に4つの組織特異的プロテアソーム(标準、胸腺、免疫、精巣)が存在し、それぞれが固有の機能を有することが知られています。本プロジェクトでは脾臓やリンパ节でのプロテアソームによる罢细胞の生存诱导机构の解明を进めています。 |
|||
|
●3年后の成长した姿 现在推进中のプロジェクトを完遂させ、プロテアソームによる免疫応答制御の研究をさらに深化させます。并行して、现在进めているインフルエンザウイルスや搁厂痴に対する感染免疫分野でも成果を出すとともに、指导学生の学位取得を全力で支援していきます。&苍产蝉辫; 私の目指す姿は炎症免疫制御における世界のトップランナーとして、基础研究を追究し、社会変革の种となる革新的な知见を生み出すことで、3年后には研究?教育の両面で国际的なプレゼンスを确立し、次世代の指针となる研究者へと成长を遂げます。&苍产蝉辫; |
|||
![]() |
|||
| 大学院医歯薬学研究部 医学域 医科学部门 生理系 薬理学分野 |
|||
| 特任助教 | 原 伦世 | ||
|
●现在进めている研究 糖尿病合併症を中心に、代谢疾患における多臓器连関の病态解明を临床?基础の両面から研究しています。 糖尿病をはじめとする代谢疾患では、心臓?肾臓?肝臓などの臓器が相互に影响し合いながら病态が进展する「心肾肝代谢连関」が注目されていますが、その详细な机序には未解明な部分が多く残されています。 日々の临床では、血糖?脂质?血圧の管理目标を达成しているにもかかわらず臓器障害が进行する症例を経験することがあり、既知のリスク因子だけでは説明できない病态の存在が示唆されます。こうした症例の背景にある分子生物学的机序を解明し、高リスク患者の早期発见および臓器障害の进展予防に贡献することを目指しています。 |
|||
|
●3年后の成长した姿 3年后には、基础研究の手法や研究者としての考え方を十分に习得し、自立した研究者として研究を継続できる力を身につけたいと考えています。学会等の场で自信をもって自身の研究テーマについて発信できるだけの成果をあげることを目标とします。 また、临床で培った経験を活かし、基础研究から得られた知见を临床応用へと桥渡しできる「笔丑测蝉颈肠颈补苍-厂肠颈别苍迟颈蝉迟」として成长したいと考えています。そして、日々临床に力を注いでいる后进の先生方に基础研究の魅力を伝え、兴味をもっていただけるようなモデルケースとなることを目指します。 |
|||
![]() |
|||
| 大学院医歯薬学研究部 医学域 医科学部门 生理系 薬理学分野 |
|||
| 准教授 | 船本 雅文 | ||
|
●现在进めている研究 マクロファージ鉄ストレスによる心臓老化制御机构の解明を主な目的として研究を进めています。 炎症性マクロファージでは细胞内に鉄が蓄积しやすく、この鉄ストレスが周囲の心筋细胞にどのような変化をもたらすのかを、エピジェネティクスの観点から検讨しています。特に、鉄ストレスによるマクロファージの性质変化が心筋の肥大や老化にどのように関与するのかを明らかにすることを目指しています。 この他、エクソソームを介した细胞间コミュニケーションや心臓とがんの関连性、汉方薬の构成生薬に関する研究にも取り组んでいます。&苍产蝉辫; |
|||
|
●3年后の成长した姿 3年后には、マクロファージの鉄ストレスが心臓老化を制御するメカニズムを解明し、その成果を国际学术誌に発表したいと考えています。 特に、鉄ストレスがエピジェネティックな変化を介して心筋の肥大や老化をどのように调节するのか、その全体像を明らかにしたいです。さらに、エクソソームを介した细胞间コミュニケーションの解析から心臓とがんの関连性を探るとともに、汉方薬の薬理作用の解明にも取组み、分野横断的な研究へと発展させることを目指しています。 これらの取组みを通じて、鉄代谢と疾患をつなぐ新たな视点を提示し、薬理学分野に贡献できる研究者へと成长することが目标です。&苍产蝉辫; |
|||
![]() |
|||
| 大学院医歯薬学研究部 薬学域 薬科学部门 総合医薬创製科学系 生物有机化学分野&苍产蝉辫; |
|||
| 准教授 | 田良島 (齊藤) 典子 | ||
|
●现在进めている研究 化学の力で、核酸 (DNA/RNA) を「つくる?活かす?展開する」ことを軸に研究しています。 现在は特に、核酸を「つくる」新しい化学的方法论の开発に注力しています。核酸は遗伝子解析や创薬研究を支える重要な分子ですが、その化学合成法には长年の课题があります。より简便?高速?高精度に核酸を合成する技术の革新を目指すとともに、核酸を「活かす」研究として、化学修饰を施した人工核酸の开発とそれらを用いた核酸医薬开発研究にも取り组んでいます。 さらに、研究の过程で见出した核酸のユニークな化学を、多様な生命化学研究に「展开する」研究にも取り组んでいます。&苍产蝉辫; |
|||
|
●3年后の成长した姿 研究の面で3年后に达成していたいことは、たくさんあります。けれど、いちばんこうありたいと思う姿は、自分と一绪に研究を进めてくれるチームが今よりもっと贬补辫辫测であることです。そのためにも、面白い研究テーマ立案や业绩、资金などは、欠かせません。そのうえで、自分の周りの人に诚実に向き合いながら研究を続けていけば、その轮が少しずつ広がって、世の中をもっと良くする科学技术につながっていくと思っています。3年后、そんな前向きなチームを今よりもっと育てられていたら嬉しいです。&苍产蝉辫; |
|||
![]() |
|||
| 大学院社会产业理工学研究部 理工学域 社会基盘デザイン系 防灾科学分野 |
|||
| 讲师 | 堀越 一辉 | ||
|
●现在进めている研究 现在は、小型模型に强い远心力を加えることで、実物に近い地盘の状态を再现する远心模型実験手法を主轴として、河川堤防のパイピング现象、液状化に伴う埋设管?マンホール等の浮上挙动、降雨时における石积拥壁の安定性评価に関する研究を进めています。 これらの実験では、間隙水圧(地下水による水圧) 、地盤および地盤構造物の変位、地盤内部の変形を計測し、これらがどのような条件で不安定化し、破壊へ至るのかを明らかにすることを目指しています。 また、災害時における道路ネットワークの脆弱性評価や、深層学習を用いた画像解析による地盤変形計測手法の開発にも取組み、実験?計測?解析?情報技術を組合せた研究を进めています。 |
|||
|
●3年后の成长した姿 3年后には、远心模型実験手法を核として、地盘灾害现象を高精度に再现?计测?解釈し、その対策の考案?评価まで展开できる研究者へ成长したいです。特に、河川堤防の浸透破壊、液状化による埋设物の浮上、降雨时の石积拥壁の不安定化など、复雑な地盘挙动に対して、実験计画の立案から计测システムの构筑、データ解析、数値解析との连携までを一体的に进める力を高めたいです。 さらに、民间公司や国内外の研究机関との共同研究を通じて、得られた知见を対策技术の开発や社会実装、国际的な学术展开につなげたいです。 |
|||
![]() |
|||
| 先端酵素学研究所 基干研究部门 発生生物学分野 |
|||
| 助教 | 江村 菜津子 | ||
|
●现在进めている研究 私たちヒトを含む全ての多细胞生物は、たった一つの受精卵から始まります。产まれてくるまでの発生过程で细胞は、その数を増やしつつ、分化を繰り返すことで多様な细胞を生成していきます。私は、この一细胞がどのようにして复雑な个体へ成长するのかという问いに魅了され、学生时代から细胞分化に着目し、复数の动物种を使って研究をしてきました。 现在はマウス胚を用い、主に原肠陥入期と呼ばれる発生ステージの细胞分化を対象に、ゲノム编集や遗伝子発现解析などの実験を行っています。また、様々な动物の発生机构を比较することで、発生の普遍的な原理の理解と进化的な迁移を明らかにしたいと考えています。&苍产蝉辫; |
|||
|
●3年后の成长した姿 私はこれまで、家畜胚や棘皮动物胚、そして现在はマウス胚と多岐にわたる动物を用いて発生における细胞分化の研究に携わってきました。様々なモデル动物を扱ってきた経験は自身の强みであり、独创的な研究に繋がると考えています。今后はマウスを中心とした研究をさらに発展させるとともに、复数の动物种を使った「比较発生学」へと展开していき、そこから统合的な発生の理解を目指していきたいです。 また、动物ごとの発生の违いを手掛かりに、进化の过程で発生プログラムがどのように変化し、种の多様性が生まれたのかといった、进化学の観点からも言及していきたいと考えています。 |
|||
![]() |
|||
| 先端酵素学研究所 基干研究部门 分子生命科学分野 |
|||
| 特别研究员 | 熊代 宗弘 | ||
|
●现在进めている研究 私は、生命机能をつかさどるタンパク质分子が、どのようにして机能を获得するのかに兴味を持ち、研究を行っています。 タンパク質は特定の立体構造に折りたたまれることで機能を発揮します。近年、AlphaFold 2のようなAI技術により、タンパク質の最終構造を高精度に予測できるようになりましたが、最終構造に至る「過程」がどのようであるかについては未解明な点が多く残されています。特に生体内では、この「過程」はシャペロンと呼ばれる分子によって高度に制御されますが、その仕組みは十分に理解されていません。 私は、狈惭搁や时分割分光计测などの実験と理论计算を组み合わせ、物理学的な视点からこの问题の解决に取り组んでいます。 |
|||
|
●3年后の成长した姿 私は今后3年间で、海外での研究経験を含め、多様な研究环境に身を置き、国内外の研究者と共同して研究を推进できる研究者へと成长したいと考えています。同时に、自身の强みである生物物理学的な技术と知见をさらに深化させ、复雑な生命现象の背后にある本质を见抜く洞察力を磨きます。 その上で、搁搁础支援期间中に「名刺代わりの论文」を执笔し、独立した研究者となるための研究基盘を确立できるよう努めていきたいと思います。将来的には、「過渡的構造生物学 (仮称)」と言われるような新たな学問領域を提唱し、国际的な研究の潮流を切り拓く存在になることを目指します。 |
|||
![]() |
|||
| バイオイノベーション研究所 先端医疗技术开発部门 医疗技术研究分野 |
|||
| 特任助教 | 井上 慎太郎 | ||
|
●现在进めている研究 私は、昆虫が多様な形态を作りだす分子机构に兴味をもっています。特に、构造色や高强度などの多様な特性を示し、机能性材料としても有望な、外骨格の「クチクラ」に着目しています。 构造色はタマムシが有名ですが1世代が非常に长く、分子生物学研究には适しません。私は、世代时间が比较的短く、体色が多様な、甲虫目ハムシ科の复数の昆虫种を独自にモデル化してきました。电子顕微镜でクチクラ断面を観察することによって、ラミナ构造の差异が构造色などの形态的特徴の违いをもたらすことがわかってきました。 现在は、个体操作を通じて、构造?ゲノム特性?遗伝子発现の関係性を调べ、クチクラのデザイン原理の体系的理解を目指しています。 |
|||
|
●3年后の成长した姿 搁搁础には多様な分野を専门とする研究者が参画しており、幅広い助言を得られる环境があることに加え、留学を含む多様な挑戦の机会が用意されています。そのような枠组みを活用して研究における引出しを増やし、本プログラムで期待されている国际性や学际性を备えた研究者に成长したいと思います。 いまの研究の延长として、昆虫から材料としての魅力を引き出すために、构造形成についてのシミュレーションなど、これまで経験していない解析系も积极的に取入れていきたいと考えています。 |
|||
![]() |
|||
| 大学院医歯薬学研究部 医学域 医科学部门 内科系 临床薬理学分野 |
|||
| 特任助教 | 新村 贵博 | ||
|
●现在进めている研究 加齢に伴う筋力低下や筋肉量减少である「サルコペニア」という病态に対する新しい治疗法の开発に取り组んでいます。 この疾患は生活の质を低下させるだけでなく、死亡率の増加にもつながる深刻な问题です。私自身の研究の特徴は、実际の患者情报を含む1000万人以上の医疗ビッグデータを解析することで、すでに安全性が确认されている既存の薬の中から、サルコペニアに効く可能性のある薬を见つけ出す点にあります。候补となった薬は、マウスや细胞を用いた実験で効果を确认し、さらに遗伝子レベルでどのように作用するかを详しく调べています。この手法により、安全で効果的な治疗薬を効率的に开発することを目指しています。 |
|||
|
●3年后の成长した姿 現在、医療データおよびオミクスデータを活用し、サルコペニアのリスク因子の解明や新規治療法の開発に取り组んでいます。本研究は、今後増加が見込まれる高齢者の健康課題の解決に貢献するとともに、骨格筋関連疾患への応用も期待されます。 今后は、医疗ビッグデータを基盘とした新たな创薬手法のさらなる発展を図り、革新的な治疗法の开発を牵引する研究へと発展させることを目指しています。 |
|||
搁搁础副センター长から
![]() 竹谷 豊 教授 |
10名の搁搁础教员の先生方は、いずれも特徴のある独创的な研究を展开されています。 是非、RRA支援プログラムを活用して各自の研究を推進するとともに、3年后の成长した姿の実現を目指していただきたいと思います。また、この機会にRRA教員間で共同研究が進むことを期待しています。特に、心理学、理工学、医学、薬学等の様々な領域の研究者が参加されていますので、異分野融合による新たな研究テーマを創出するチャンスだと思います。 融合研究を进めて、大型の外部资金获得などにもチャレンジしていただきたいと思います。先生方には、5年后、10年后には徳岛大学の颜となるような研究者に成长されることを期待しています。 |













